命を育む木

さて、今回は『命を育む木』についてです。

木の箱、金属の箱、コンクリートの箱の3つの箱(家)に

ネズミを飼って、その様子を観察した静岡大学農学部の実験のお話です。

それぞれの家で生まれた子ネズミの20日後の生存率を見てみると

コンクリートの家では約7%、金属の家で約42%、それに比べ

木の箱(家)では約88%、大半の子ネズミが立派に成長した

という実験結果です。

3つの家で、なぜこんなに大きな差があらわれたかと言うと、

そのいちばん大きな原因が熱の伝わり方。木の熱伝導率は、鉄の200分の1

コンクリートの10分の1以下の為に断熱性の高さや木の持つ湿気の調湿効果で

快適性に大きな差が生じた事。

そして子育ての母ネズミにとっても快適な環境でストレスが少なかった事も

理由のようです。観察の中で金属、コンクリートの箱(家)ではストレスが

原因なのか?母ネズミは子育てにあまり関心が無く落ち着かない行動が

多かったそうです。

木の家は香りに含まれるフィトンチッド成分で殺菌効果や癒し効果もある事で

動物にとって好ましい生活環境です。

私たち人間にとっても全く同じこと・・・

木はかげがえのない自然の恵みともいえます。

yu