外観もインテリアも“グレー”がトレンド
ポイント・メリットや事例を紹介

キッチン収納 日建ホーム

マイホームをおしゃれにしたい人にとって、インテリアや外観の色選びは大きな課題でしょう。そんな方にオススメのカラーが「グレー」です。最近はインテリア雑誌や住宅情報誌でも取り上げられるほど人気で、全面的に取り入れるだけではなく、アクセントカラーとして用いられるケースも増えています。

そこで、今回はグレーを取り入れた家についてメリット・デメリットや取り入れ方のポイント、施工事例を紹介します。家の色選びに困っている方は、ぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント
・グレーを取り入れると、上品でおしゃれな印象になる。
・効果的に使うと、汚れが目立ちにくいなどのメリットがある。
・濃淡の違いなどによって印象が大きく変わるため、色選びは慎重に。





グレーの家が流行している訳とは?メリット・注意点は?

外観 日建ホーム
デッキと板張りと合うナチュラルなグレーの外観

近年、外観やインテリアにグレーを取り入れている家が増えており、多くのサイトや雑誌で紹介されています。では、なぜグレーの家がトレンドなのでしょうか?

グレーを家の内外部に取り入れる前に、まず色の特性を理解しましょう。グレーは、他の色との協調性が高く、暖色・寒色問わずにコーディネイトしやすいのが特徴です。自己主張が強くないため、周囲の色を際立てたり、自然と奥行き感を出すこともできます。控えめながら上品な雰囲気を持つグレーは、比較的どのようなデザインにも合わせやすく、白+黒だけではなく、ベージュグレーやブルーグレーなどその他の色を混ぜることで、印象を変えることできるフレキシブルな色と言えます。

では、グレーを家のデザインに取り入れるメリット・デメリットはどのような点でしょうか?

メリット

グレーを取り入れるメリットは主に下の4つです。

  • おしゃれで洗練された上品な印象になる
  • 汚れやホコリが目立ちにくい
  • 濃度を変えたりその他の色と混ぜることでバリエーションが豊富
  • 取り入れる場所によって遠近感(奥行き感)を際立たせられる


まず、多くの家に取り入れられている最も大きな理由は、グレーがもたらす上品さやおしゃれさです。ナチュラル系・モダン系・ヴィンテージ系…、どのデザインテイストとも相性がよく、個性を出しにくい場所に取り入れるだけでオリジナリティを出せます。また、効果的に白などと組み合わせることによって、遠近感が強まって部屋を広く見せることもできるため、狭小物件でも取り入れられています。

家の色選びには「汚れ・ホコリが目立ちにくい」というのもポイントです。グレーは、濃い色ほどホコリが目立ちませんし、白のような明るい色よりも汚れが分かりません。ですから、キッチンなどの床や壁など、日常的に汚れやすい場所に取り入れることをおすすめします。

家のデザインにアクセントを加えたい方にもグレーはおすすめです。家のカラーは、アイボリーやオフホワイト、茶系が中心となりがちですが、そこにグレーを取り入れることで全体が引き締まった印象になります。また、アクセントウォールに用いれば、フォーカスポイントとなり視線を集める効果も得られます。

デメリット・注意点

グレーを使う際に気をつけなくてはいけないのが、その「明度」です。明度とは、色の明るさを表すもので「明度が高い=白に近く、明るい色」「明度が低い=黒に近く、暗い色」となります。グレーは明度によって印象がかなり変わるため、色選びは慎重に行いましょう。

外壁など外観に用いる場合には、あまり明度の高い色(ライトグレー)は避けなくてはいけません。グレーの持つメリットを生かせないだけではなく、どこか色褪せた印象や汚れた印象になってしまうからです。また、内部に明度の低い色(ダークグレー)を使いすぎると、いくら日が当たる部屋でも暗い印象になってしまいます。

グレーは、他の色よりも光の当たり具合によって与える印象が全く変わります。日光が当たる日中と、人口光(照明の明かり)が当たる夜間とでも色合いが異なりますし、角度によっても雰囲気は変わります。ですから、グレーを使う場合には施工前に様々なシチュエーションで色を見てみることがオススメです。また、事前に実際に現場でカラーサンプルを当ててみて、イメージと相違がないか確認しましょう。



グレーと相性のいい素材は?どのように取り入れられる?

では、具体的にグレーを取り入れる場合に「どのような素材で」「どこに」用いればよいのでしょうか?まず、外観には下記のような方法でグレーを取り入れられます。

  • 外壁塗装
  • 外壁金属サイディング
  • 土間コンクリート


まず、一般的に用いられるのが、外壁塗装にグレーの塗料を使う方法です。塗料には濃淡の豊富なグレーが標準色であるだけではなく、色見本帳から好みにあるグレーを見つけて塗料をオーダーメイドすることもできます。また、シャープなデザインがお好きな方は、金属系サイディングでメタリックなグレーを取り入れることもおすすめです。色の濃淡・ツヤの有無が違うだけで、家の印象がガラリと変わるため、たくさんの色見本を見比べて色を選びましょう。

そして、駐車スペースや玄関ポーチにタイルなどを貼らずに、コンクリートをそのまま見せるのも一つの方法です。インダストリアルな雰囲気やヴィンテージ・アンティーク感を演出したい場合、クールモダンに仕上げたい場合におすすめです。


内観については、下記のような手法でグレーを取り入れられます。

  • 壁紙
  • 塗り壁(珪藻土や漆喰)
  • フロアタイルなどの床材
  • 家具
  • 設備機器の扉面材やカウンター


グレーは小さなパーツに取り入れるよりも、ある程度まとまった壁面や家具などに取り入れるのがおすすめです。例えば、壁紙については、グレーの流行に伴い濃淡の異なる様々な商品が販売されており、ブルーグレーなどレパートリーも豊富です。塗り壁材についても、標準色にグレーがラインナップされているため、大きなコストアップ無く施工可能です。設計の際などにいくつかのプランを検討して、予算やイメージに合う方法を選びましょう。



グレーと相性のいい色は?ブルーグレーなら華やかな印象もプラス

寝室には好きな色でアクセントウォール

グレーは全面に使うこともできますが、特にインテリアにおいてはアクセントカラーとして取り入れてみてください。その際に、白・黒などの「無彩色」、茶・ベージュなどの「低彩度色」は相性が良いのでおすすめです。お互いを引き立たせつつも、まとまりが生まれます。ちなみに、原色に近い色(極彩色)と組み合わせると、飽きやすく空間が煩雑な印象になってしまうので注意してください。

グレーの中でも、特にトレンドなのが「ブルーグレー」です。ブルーグレーとは、ライトブルーとグレーを混ぜ合わせた色で、ブルー単体よりも落ち着いた雰囲気があり、子供っぽくなりすぎないのが特徴です。その他にも、グリーングレーなどのグレイッシュカラーがトレンドに上がっています。ダスティパステルやスモーキーパステルと呼ばれる色もグレイッシュカラーの一種です。

〈ブルーグレーについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください〉
リリカラ|リリカラのブルーグレークロスを一挙ご紹介!

〈アクセントウォールについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください〉
日建ホーム|コラム|アクセントカラーでスタイリッシュでおしゃれな家に|メリットや失敗例&事例を紹介





グレーを取り入れた施工事例

私たち日建ホームでは、室内外にグレーを取り入れた家を数多く手がけてきました。ここではその一例を紹介します。

グレーの濃淡でメリハリのある外観に

玄関 外観 平屋
シンプルにかっこいい豊かな表情を持つ外観

こちらは大きな屋根が印象的な平屋の事例です。外壁にグレー・ナチュラルホワイトを用いています。また、玄関までのアプローチ部分もコンクリート仕上げにしており、グレーの濃淡が美しい外観になりました。このように、全面にグレーを使わずに、全体のバランスを見て色を使い分けるのも、暗く地味になりすぎないためのポイントです。

〈事例の詳細は下記ページをご覧ください〉
日建ホーム|施工事例|子ども達とのびのび暮らす 幸せの平屋

グレーのアクセントウォールが奥行き感を出す

造作棚で収納充実、小さいドアの先には階段下収納もあります

こちらは、アクセントクロスにグレーを用いた事例です。全面にホワイトの壁紙を貼るのと比べると、奥行き感が増して空間にメリハリがつきます。このように、部屋の正面の壁や強調したい場所にグレーを用いると視覚的効果を得られます。また、水ハネが気になる場所や、お子さんがよく触れる場所など、汚れが気になる場所にもおすすめです。

〈事例の詳細は下記ページをご覧ください〉
日建ホーム|施工事例|ワークスペースのある全館空調の家

素材の色を生かしてフォーカスポイントに

リビング
造作ソファのある間接照明が美しい上質なリビング

こちらは石材でグレーを表現している事例です。こちらのように、ボリュームのあるグレー素材を取り入れることで、地味にならずゴージャスな印象に仕上げることができます。また、少々生活感のある場所でも視線を集める場所(フォーカスポイント)を作ることで、雑然とした場所に目が行きにくくなる効果もあります。

〈事例の詳細は下記ページをご覧ください〉
日建ホーム|施工事例|自然と暮らす薪ストーブのある家

ライトグレーで北欧テイストを演出

キッチン 日建ホーム
グレーでまとめたキッチンと背面の壁面

こちらはライトグレーで北欧テイストに仕上げた事例です。濃いめのグレーですと落ち着いた印象や大人っぽい印象になりますが、こちらのようなライトグレーを用いれば、ナチュラルで柔らかい雰囲気に仕上がります。また、お部屋を暗くすることなく引き締めてくれるため、白やナチュラルな木目を基調としたい場合にもオススメです。

〈事例の詳細は下記ページをご覧ください〉
日建ホーム|施工事例|北欧テイストのやさしい家事ラクの家



まとめ|グレーを取り入れてモダンな家に

今回は、グレーを取り入れた家の魅力について解説しました。グレーはインテリアにおいて常に人気の高いカラーです。また、汚れが目立ちにくいなどの実用的なメリットもあるため、トレンド関係なくオススメできるカラーでもあります。しかし、ただ単に「流行っているから」と取り入れて後悔する人も少なくありません。色の特性を理解して、しっかり吟味して色選びをしましょう。私たち日建ホームでは建築士やコーディネーターなどの専門家がマイホームのトータルコーディネートをご提案します。ぜひお気軽にご相談ください。



千葉県でグレーを取り入れた素敵な住まいをご検討中の方は日建ホームへご相談ください

おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大事業ですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。

お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。

お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。

お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。

お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。

お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信 住宅代金保証制度(オプション)で責任をもってお施主様の家をお守りします。



モデルハウスや展示場で家づくりを体感しよう

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: b4e48bbde01bf1767ac571bc50bb79b8.jpg

見学予約受付中

じっくり体感していただくために、モデルハウス見学は予約制にて承っております。見学をご希望される方は、お電話または下記ページのご予約フォームからお申し込みください。

TEL:04-7188-5222
日建ホーム株式会社

▶︎ 展示場見学のお申し込みはこちらから

著者情報

日建ホーム編集部

日建ホーム編集部

私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」という気持ちで親身になって寄り添いながらお客様の家づくりに真摯に取り組んでまいります。
一級建築士・一級施工管理技士・耐震診断士・宅建士・福祉住環境コーディネーターのいる建築プロ集団です。

詳しいプロフィールはこちら
FacebookTwitterInstagramYouTubepinterest