子供部屋はいる?いらない?リビングに子供スペースを作るアイデアも

皆さんはマイホームを新築しようとした時、まず何を考えますか?「どれだけの個室がいるか」「何LDKにするか」そのようなアプローチからプランを想像する人も多いでしょう。特に、お子さんがいるご家庭では何部屋子供部屋を設けるかも検討ポイントになるはずです。しかし、近年では子供部屋の捉え方が少々変わってきており、共有スペースの一角をスタディースペースにするお家も増えてきています。そこで、今回は子供部屋に着目して子供部屋の必要性や新しいスタイルについて紹介します。ぜひ、皆さん参考にしてください。

 

 

 

 

子供部屋は必要?作ることのメリット・デメリット

手賀沼を望む家10

そもそも、どうして子供部屋は必要なのでしょうか。一般的には、子供のプライバシー確保や自立性を育むというのが目的と言われますが、その他にも子供部屋を作るメリットはあります。

・子供のもの(おもちゃや本など)を一箇所にまとめられ、整理しやすい
・リビングなど共有スペースをきれいに保ちやすい
・子供も親も自分の時間を確保でき、適度な距離感を保てて良好な人間関係を保ちやすい

 

しかし、子供部屋を作ることのデメリットも同様にあります。

・子供がこもると親が行動を管理しづらい
・個室が増える分掃除などの手間が増える
・幼いお子さんだとあまり使わない

 

これらを加味すると、あながち子供部屋を個室にすることがいいとは言い切れないでしょう。特に、新築当時のお子さんの体型に合わせた部屋にしても、成長とともに手狭になったり収納が不足するケースが多く、結局リフォームを余儀無くされる場合もあります。また、お子さんが独立した後はただの物置になっているお家も多いでしょう。そのため、近年では完璧な個室は設けずに、時間の経過とともにフレキシブルに間取りを変えられるスタイルを選択する方が増えています。

 

 

 

子供部屋を作るときの注意点や必要な機能は?

では、子供部屋はどのようなポイントを重視して作れば良いのでしょうか。重要なポイント・注意点は下の5つです。

・出入りの気配を感じられる配置
・衛生的面から採光・換気は十分に確保する
・収納量は余裕を持っておく
・内装はシンプルにする
・将来的には他の用途で使うことも想定しておく

 

まず、子供部屋の配置で重要視されるのが、共用スペースとの関係性です。廊下の突き当たりや玄関脇など、家族の目に届きにくい場所に配置すればプライバシーを確保しやすい環境になります。しかし、逆に子供の動向が伝わりにくく行動管理がうまくできません。また、コミュニケーションを取るのも難しくなるため、こもりがちになる傾向があります。リビングを通過してからでないとアクセスできないようにするなどの工夫をするのがポイントです。

また、掃除面や精神衛生上の観点からも採光・換気を十分にできるように、窓の量を多めにするのもポイントです。そうすることで昼夜逆転の生活にもなりにくく、無意識に外からの目を意識して生活が整いやすいためです。親が毎日換気の目的で窓の開け閉めをするなど、出入りを自然にできるルールを作るのも大切でしょう。

そして、子供部屋を作って後悔する理由として収納が足らなくなるケースがとても多いです。お子さんが成長するとともに衣服や勉強道具などは間違いなく増えます。そのため、部屋の中にクローゼットなどを作る場合には、余裕を持ったサイズにしておくことが非常に重要です。お子さん自身が部屋をうまく整理整頓できるように教育するためにも、先を見据えた収納計画を検討しましょう。また、壁紙などをお子さんの趣味に合わせて可愛くしすぎてしまうのも危険です。どの年頃のお子さんでも居心地が悪くならないように、壁紙やカーテンなどはシンプルにまとめておくことをおすすめします。

さらに、子供はいつか必ず独立していくため将来的には子供部屋以外の用途で使う可能性があることを想定する必要があるでしょう。書斎として使ったり、夫婦別室の寝室にしたりと個室のまま使うこともできますが、リビングと併設しておけば間仕切りを撤去してリビングを拡張することもできます。このように、子供の成長や家族構成の変化も加味して、新築時からフレキシブルに間取りを変えられるように考えておくことが重要です。

 

 

 

完全個室でない子供部屋とは?

子供部屋を作るメリット・デメリットを理解すると、結局どんな部屋を作ればいいか分からなくなってしまう方も多いでしょう。確かに、プライバシーを確保しつつ家族ともコミュニケーションを取ってほしいと考えると、個室にしていいものか悩んでしまいます。しかし、子供部屋は決して完全個室でなくてもいいのです。最近では子供部屋や書斎を個室にしない住宅も増えてきており、共有スペースの一部を子供用に充てたり大きな空間を可動式の間仕切りで区切るケースもあります。ここでは完全個室ではない子供部屋についてメリット・デメリットやアイデア例を紹介します。

 

 

メリットとデメリット

完全個室の子供部屋と比べると、下のような点がメリット・デメリットとして考えられます。

完全個室完全個室ではない
子供のもの整理しやすい
共有スペースをきれいに保ちやすい
子供のものが散乱しやすい
子供も親も自分の時間を確保でき良好な人間関係を保ちやすい常にお互いの目が気になる
親が子供の行動を管理しづらい気配を感じやすいので行動を管理しやすい
掃除などの手間が増える共有スペースの一部にすれば掃除手間は増えない
幼いお子さんだとあまり使わない使わない場合は他の家族も使える

重要なのは、どのポイントを重視するかということです。それによって、どれだけの広さの個室が別に必要なのかが明確になります。子供部屋のプランニングに悩んだら、まずは親としてどの点を重要視するのか考えてみてください。

 

 

完全個室でない子供部屋アイデア例

では、具体的に完全個室ではない子供部屋プランのアイデアを紹介します。

 

 

アイデア①共有スペースに隣接させる

ミニ書斎コーナー

リビングやホールなどの共有スペースに子供部屋の機能を一部持たせることもできます。リビングの一角にプレイスペースを設けているお宅は、こちらのパターンに当てはまります。子供が小さいうちだけと思われがちですが、ある程度成長してもスタディールームを親の目の届く場所に設けるのはおすすめです。

来客時などに雑多なスペースを見せたくない方は、カーテンやブラインド、スクリーンなどで必要な時だけ仕切るという方法もあります。お母さんが料理をしている脇でお子さんが宿題をしている光景は、とても温かみを感じますよね。

 

 

アイデア②スキップフロア・ロフトで空間を分ける

お子さんがある程度大きくなると、集中して自分の時間を過ごしたくなるでしょう。「でも個室にこもられるのは抵抗がある」という親御さんにおすすめなのが、スキップフロアという概念です。空間を繋げつつお互いの視線の高さをずらすことで、プライベート空間を緩やかに作ります。また、スキップフロア以外にもリビングのロフトを子供スペースにするお宅も多いです。ただし、ロフトには熱気がこもりやすく、暗くなりがちなので、窓などを適宜設けるなどの工夫が必要です。

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アイデア③間仕切り収納で専用スペースを作る

引用:Panasonic|可動間間仕切収納コロクロ

広い部屋の一部を間仕切り収納などで区切って専用スペースを作るという方法もおすすめします。こちらは、将来的に撤去がしやすくライフスタイルの変化に対応しやすいことが特徴です。また、お子さんが複数いるご家庭では、多目的室を家具で仕切ってそれぞれのプライベート空間を作ってあげられます。最近では可動式間仕切収納をシステム化しているメーカーも多く、収納したいものや機能によって簡単にカスタマイズできます。また、小さいお子さんの場合にはソファの背面を使って視線を遮るなどのアイデアもあります。

 

 

 

子供用スペースはどのくらい必要?

子供がひきこもりやすい部屋の特徴として、機能が充実しているという点が挙げられます。テレビを見られたり友達をたくさん呼べる必要以上のスペースがあると、リビングで家族と過ごす時間は圧倒的に減ります。つまり、いくら子供の成長を想定した部屋作りが大切だからと言って、広すぎるのも問題ということです。まず、子供部屋でどこまでのことをさせるかが、広さを検討する際にポイントです。寝るだけの部屋なのか、勉強もするのか、収納も完結させるのかなど、部屋での行動内容によって必要な広さは異なります。

必要な家具や機能必要なスペース
寝る + 勉強する・遊ぶ+ しまうシングルベット(幅97cm × 長さ195cm)
勉強机(幅100cm × 奥行60cm)
本棚(幅90cm× 奥行40cm)
クローゼット(間口180cm× 奥行60cm)
6畳程度
寝る + 勉強する・遊ぶシングルベット(幅97cm × 長さ195cm)
勉強机(幅100cm × 奥行60cm)
本棚(幅90cm× 奥行40cm)
4.5畳程度
寝る + しまうシングルベット(幅97cm × 長さ195cm)
クローゼット(間口180cm× 奥行60cm)
4.5畳程度
寝るシングルベット(幅97cm × 長さ195cm)〜4畳程度
※家具や機能のサイズはあくまで平均的な大きさです。

ちなみに、複数子供スペースを作る場合は単純な掛け算にはなりません。例えば、子供部屋を2つ作りたい場合もクローゼットは兼用にしてコンパクトにまとめることもできますし、勉強スペースを寝る場所と切り離して考えることもあります。子供部屋にどれくらいのスペースが割けるかと、どれだけの機能をもたせたいかを天秤にかけてプランを検討しましょう。また、最近では家事の負担を軽減する目的で家族全員の洋服などを一箇所にまとめて収納するファミリークローゼットという概念も一般的になりつつあります。

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子供用スペースの施工事例

では、私たち日建ホームで手がけた子供用スペースの施工事例をいくつか紹介します。

 

 

キッチンに立ちながら子供の様子を見られる

こちらはアイランドキッチンの脇にお子さんの勉強スペースを設けた事例です。大きい部屋の一角に勉強スペースを設けると手元が暗くなりがちですが、こちらは二方向に窓を設けているため、日中なら十分な明るさを確保できます。また、来客を迎えるリビングスペースからは直接視線が通らないようになっているため、少々机の上が散らかっていてもセミパブリックなスペースからは見えません。

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スキップフロアで緩やか互いの気配を感じる

こちらは一階のリビングスペースと二階の間にスキップフロアで中二階を設けた事例です。このお宅の場合は和室として利用していますが、子供部屋にすれば気配を感じつつ適度にお互いの距離感を保てます。また、開け放てば空調機器を共有できるというメリットもあります。このように、スキップフロアは空間と空間を緩やかにつなげることができるため、まさに子供部屋にぴったりの手法と言えるでしょう。

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まとめ|大人も子供もストレスフリーな子供部屋を作ろう

今回は、子供部屋のあり方について、メリット・デメリットやプランのアイデアという視点で詳しく紹介しました。子供の人格を守るためにも、親子双方がストレスを感じないスペース作りはとても重要です。従来の住宅では完全個室が当たり前でしたが、空間をフレキシブルに捉えることで新しい子供用スペースの使い方が見えてきます。当社日建ホームでは、設計士やインテリアコーディネーターがお客様のライフスタイルや価値観に合った設計プランをご提案いたします。ぜひ、今のお住まいに不満がある方や後悔しない子供部屋を作りたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

 

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日建ホーム編集部

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