注文住宅で店舗併用住宅・店舗兼住宅を建てる、設計のポイント解説│千葉にある自宅サロンの施工事例・オーナーの声も紹介

「自宅でお店を開業したい」
「自由設計で好みのデザインの店舗を建てたい」
こうしたご希望をお持ちの方は、店舗併用住宅(店舗兼住宅)がおすすめです。
ご自宅でお店を始める夢をお持ちの方へ、店舗併用住宅の実例やリアルなオーナー様の声、併用住宅の特徴や設計のポイントについても解説します。
● 店舗併用住宅・店舗兼住宅の特徴や注意点についても分かりやすく解説します。
日建ホームでは、自然素材を利用した家づくりのよさを伝えるために「家づくりはじめてセット」をご希望の方にお届けしています。
ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
(※資料の送付は、当社の施工エリア(我孫子市より車で約60分以内)に限らせていただきます。)
セット内容
- 暮らしを育む家
- ほんとうの木のぬくもり
- モデルハウス nex カタログ
- N-style 通信
- 開催予定イベントのお知らせ

資料の詳しい内容につきましてはこちらをご覧ください。
店舗併用住宅の実例・オーナー様の声(千葉県佐倉市)
はじめに店舗併用住宅を建てると、どのような住まいが完成するのか、千葉県佐倉市で実現したリラクゼーションサロンの実例を紹介します。
リラクゼーションサロン fluffy(フラフィー)

「リラクゼーションサロン fluffy(フラフィー)」は、1階に奥様が経営されているリラクゼーションサロンがある店舗併用住宅のお住まいです。

南西側のカースペースの近くに、サロンと家族共有の広めのポーチを設けました。
2階が屋根となり雨に濡れずに玄関に入れます。
店舗用と住宅用、ドアを2つに分けている点もポイントです。
動線が分かれることから、お客様が来店している時間帯でも、家族は別の玄関から出入りできます。

床はオーク、壁は珪藻土を採用した自然素材で寛ぎに満ちた空間。

ニッチ棚(飾り棚)や壁にアーチ壁を採用し柔らかな印象に。
サロンのメニューやおすすめの商品などのポップを飾れます。

美容サロン用のチェアやシャンプー台、ベッドなども設計の段階からレイアウトを思案。
タオルやアロマなどの備品類も素敵に収納されています。

框(かまち)扉で洋風なオリジナルの造作収納。
カウンターには雑誌やインテリア雑貨を飾り、雰囲気もおしゃれに仕上げました。

ご家族がメインで生活するLDKは勾配天井の2階リビングです。
人通りの多い住宅街のため、2階リビングにすることでプライベートを確保。
眺望もよく大きな窓からたっぷり光を取り入れられます。
高気密高断熱住宅によってエアコンもよく効き、結露もない住環境です。
オーナー様の声(インタビュー)

Q. 店舗併用住宅にしようと思ったきっかけ
A. 祖父母が住んでいた土地に住む事になり、母と主人に勧められた事がきっかけです。祖父が柔道整復師で接骨院を開業しており老後も患者さんの治療をしていたのを間近で見ていたので、祖父母が残してくれた土地でサロンをすることは感慨深いです。
Q. 店舗施工ができる建築会社はどうやって探されましたか
A. サロンは一軒家の一室があればできるので、店舗併用住宅に絞らず性能や住居も重視して会社さんを検討しました。主人が日建ホームのホームページの施工事例で店舗併設サロンが施工できることを知ったようです。
Q.お店をはじめてみていかがでしょうか
A. 個室サロンになった事で気兼ねなくお客様といろいろなお話をしながら施術ができる事が良かったです。お話を伺う中で日々の生活活動強度が知れてお身体の不調と関連づけられるのも良いです。
Q. サロンのこだわりを教えてください
A.多種多様な施術をお客様に合わせて組み合わせる事でそのお客様にとってベストな施術を見つけていく事ができます。
Q. 最後に、これから店舗併用住宅をお考えの方へアドバイスをお願いします
リラクゼーションサロンですので洗濯物がとても多く、ガス乾燥機をつけた事はとても良かったです。また静かな環境を用意したいので家族の協力が必要な時があります。
リラクゼーションサロン fluffy (フラフィー)

今回ご紹介したリラクゼーションサロン『fluffy』のサイトはこちら(https://fluffysakura.com/)。
店舗併用住宅とは?

ここからは、店舗併用住宅(店舗兼住宅)を建てる場合の特徴を紹介します。
はじめに、店舗併用住宅とは、住居と店舗が一体となった建物を指します。
住居部分はオーナーが日常生活を送るための空間を、店舗部分は次のように様々な事業を営むための空間として利用します。
- カフェ・レストランなどの飲食店
- 美容院・理容室
- リラクゼーション・エステサロン
- 整体・マッサージ店
- 雑貨店などの小売店
- 内科などのクリニック
- 税理士などの事務所
- アパートなどの不動産事業
このように様々な業態に利用できますので、個人事業を営む方を中心に店舗併用住宅は誰もが検討するべき選択肢といえます。
店舗併用住宅を建てる「8つのメリット」
店舗併用住宅を建てる場合、次の8つのメリットを得られます。
- 家族との時間を大切にできる(育児・介護など)
- 家事と事業を並行して行える
- 賃貸物件より間取りやデザインの自由度が高い
- 住宅ローンの利用で金利を抑えられる
- 住宅と店舗を別に建築するより費用を抑えられる
- テナントを借りる家賃負担が少なくなる
- 通勤にかかる時間を事業に充てられる
- 貸し出すことで収入を得ることも可能
家族との時間を大切にできる(育児・介護など)

1つ目は、家族との時間を大切にできることです。
職場と自宅が一体となることから休憩時間など、気軽に自宅に戻ることもできます。
特に子どもが小さい場合や、高齢者の介護に取り組みながら仕事をする場合は、体調不良などにも対応しやすい点は大きなメリットです。
家事と事業を並行して行える
2つ目は、仕事をしながら家事も並行してできることです。
予約のない時間帯に洗濯や食事の準備をこなすこともでき、急な雨による洗濯物の取り込みなどイレギュラーな家事にも対応できます。
〈関連コラム〉
家事室で楽々&すっきり家事がこなせる。メリット・注意点や施工事例を紹介
賃貸物件より間取りやデザインの自由度が高い

3つ目は、賃貸物件をレンタルするよりも、間取りやデザインの自由度が高いことです。
各種事業を立ち上げる場合、店舗を借りると外観や内装に制限がかかります。
一方で、新築で店舗併用住宅を建てることで、店舗部分についても外観・内装にこだわったデザインにすることが可能です。
住宅ローンの利用で金利を抑えられる
4つ目は、住宅ローンを利用することで店舗を別途建築する場合と比べて、金利を抑えられることです。
住宅ローンは事業用ローンと比べて金利が低く設定されていますので、毎月のローンの負担を軽減可能です。
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住宅と店舗を別に建築するより費用を抑えられる

5つ目は、店舗と住宅を別々に建築するよりも建築費用を抑えられる点です。
別々に建築すると、基礎工事や屋根工事などが別途必要となり、建築費用が高くなります。
店舗併用住宅であれば、基礎や屋根、各種設備を共用できますので工事費を抑えられます。
テナントを借りる家賃負担が少なくなる
6つ目は、テナントを借りる場合に比べて家賃負担が少なくなることです。
事業を開始した初期は、毎月の収支の中で家賃負担が占める割合が大きくなりがちです。
また、敷金礼金、更新料も必要ですので、テナントを借りると経済的な負担が大きくなります。
店舗併用住宅であれば、金利の少ない住宅ローンを活用することで初期費用を賄い、経済的な負担を軽減することも可能です。
通勤にかかる時間を事業に充てられる

7つ目は、本来通勤にかかる時間を事業に充てられることです。
会社に勤める場合、またはテナントを借りて事業をする場合、いずれも職場に向かう時間と労力がかかります。
一方で店舗併用住宅であれば、通勤にかかる時間をゼロにして収入を増やすべく事業に充てる時間を増やすことが可能です。
また、通勤ラッシュや車の運転によるストレス、事故のリスクを減らすことにもつながります。
貸し出すことで収入を得ることも可能
8つ目は、休業中や未使用部分がある場合に貸し出すことで副収入を得られることです。
子育てなどで一時的に休業する場合でも、優れた立地であれば貸し出すこともできます。
店舗併用住宅を建てることで、こうしたメリットのある住まいを建てることが可能です。
店舗併用住宅を建てる場合の注意点
店舗併用住宅を建てる際は、注意点もありますので紹介します。
住宅ローンの適用範囲を確認する

1つ目は、住宅ローンの適用範囲を確認することです。
住宅ローンは商品によっては店舗併用住宅に利用できない場合があります。
また、住居部分を床面積全体の一定の割合に抑えることなど、規定が定められている場合もありますので、プランニングや資金計画の段階で使用する住宅ローンの目途をつけることが重要です。
住環境を担保するため気密性・断熱性が重要(騒音対策)

2つ目は、気密性や断熱性を高めることです。
気密性や断熱性を高めることで外からの騒音の侵入を防げますので、店舗からの音を遮断し快適な住環境を実現できます。
このため、工務店・ハウスメーカーを選ぶ際は、気密性や断熱性に優れた仕様の会社を選ぶことが重要です。
また、高気密・高断熱住宅であれば、冷暖房の稼働効率も向上し光熱費の削減にもつながります。
店舗も住宅と同等の性能にすることで、過ごしやすい温熱環境の中でお客様を迎えられます。
〈関連コラム〉
『気密性の高い家のメリット・デメリット』解説│ハウスメーカー・工務店の選び方も紹介

用途地域上の制限に注意する

3つ目は、用途地域の制限に注意することです。
都市計画区域内では、土地に対して用途地域が設定されていて、地域によっては特定の業種を開業できない場合があります。
店舗併用住宅で開業を検討している事業の業種や規模を確認して、土地を購入する前に建築予定の会社に相談することをおすすめします。
経験豊富な工務店・ハウスメーカーに依頼する
4つ目は、店舗併用住宅を建築した経験のある会社に依頼することです。
設計・建築した経験のある会社であれば、住居部分の住環境を高める方法や法規制、事業に適した間取りや仕様の設計を期待できます。
まとめ│注文住宅で実現する店舗併用住宅

店舗併用住宅について、千葉県のリラクゼーションサロンの実例やオーナー様の声、住まいと店舗を一緒に建てる際の特徴や注意点について解説しました。
建築費用を抑えることができる点、また職場までゼロ距離で移動でき家族との時間を大切にできる点など、店舗併用住宅は事業を始める方にとってメリットの多い仕様の住宅です。
一方で法律や立地、間取りなど検討する必要のある事柄が多い建物でもありますので、建築実績の豊富な業者に依頼することをおすすめします。
千葉県で店舗併用住宅の建築を検討している方は、日建ホームまでお気軽にご相談ください。
魅力的な店舗、および快適な住環境の住まいの実現をお約束致します。
千葉県で”店舗併用住宅”をご検討中の方は日建ホームへご相談ください
おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。
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お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
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