シンプルな家がおしゃれで人気の理由｜外観・内装のコツと施工事例を解説

シンプルな家は、無駄のない美しさと機能性を兼ね備え、長く住むほど魅力を増します。

流行に左右されないデザインは、コストや耐震性、断熱性など住宅性能の面でも優れた選択です。

この記事では、千葉県を中心とした関東エリアで注文住宅を手がける工務店「日建ホーム」が、シンプルな家の外観・内装をおしゃれに仕上げるコツと、実際の施工事例を紹介します。

日建ホームでは、自然素材を利用した家づくりのよさを伝えるために「家づくりはじめてセット」をご希望の方にお届けしています。

ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
（※資料の送付は、当社の施工エリア(我孫子市より車で約60分以内)に限らせていただきます。）

セット内容

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シンプルな家が多くの人に選ばれる理由

シンプルな家が多くの人に選ばれるのは、時代や流行に左右されずに飽きがこないデザインだけではありません。

長く住み続けるために必要な「コスト」「性能」「快適さ」といった本質的な価値を備えているからです。

ここでは、シンプルな家が持つメリットを4つご紹介します。

1.コストパフォーマンスが高い

建物の形状を凹凸の少ない「総二階」や「箱型」にすることで、建築時から居住後のメンテナンスまで、トータルでコストを抑えやすくなります。

• ・建築費の削減：外壁や屋根の表面積を最小限に抑えられるため、材料の無駄が出にくく、施工の手間が減る
• ・メンテナンスの合理性：シンプルな形状は足場を組みやすく、将来必要になる外壁塗装や補修工事もスムーズに進められる

浮いた予算を家具や高性能な設備に充てるなど、こだわりたい部分にお金をかけられるのもメリットです。

2.地震に強い

シンプルな四角い形状の建物は、複雑な形の家に比べて構造的なバランスが良く、地震に強い家をつくりやすい特徴があります。

• ・力の分散：地震の揺れ（エネルギー）を建物全体で均等に受け止められる
• ・ねじれの抑制：重心と剛心のズレ（偏心）が起きにくく、揺れによる建物のねじれや倒壊のリスクを軽減
• ・最高等級の取得：構造計算が確実に行えるため、耐震等級3などの最高レベルの安全性を、少ない追加コストで実現可能

シンプルな形状を活かして取得しやすい「耐震等級3」の必要性やくわしいメリットについては、こちらも参考にしてください。

〈関連コラム〉
耐震等級3とは？必要か？疑問に回答│取得の方法やメリット・デメリットなど特徴も解説

3.「夏涼しく冬暖かい家」を実現しやすい

快適な室温を保つためには、家の「気密性」と「断熱性」が欠かせません。

シンプルな形状は性能を高めるのに適しています。

• ・隙間が少ない（高気密）：複雑な形状に比べて継ぎ目が少ないため、気密性能（C値）を高めやすい
• ・熱のロスを抑制（高断熱）：外気に触れる表面積が最小になるため、熱が逃げにくく、冷暖房効率の良い省エネ住宅が実現

一年を通して室内の温度差が少ない快適な環境は、毎月の光熱費の削減にもつながり、家計にも優しい暮らしを叶えます。

「高気密・高断熱」な家づくりのポイントや基礎知識については、こちらで詳しく解説しています。

〈関連コラム〉
千葉県で高気密・高断熱住宅を建てたい！ 知っておきたい性能やメリットは？

4.快適で無駄のない暮らしを実現できる

シンプルな家は、日々の家事や将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる「暮らしやすさ」を持っています。

• ・家事の時短：長方形や正方形の整った間取りは、水回りの集約や回遊動線をつくりやすく、移動の無駄を減らせる
• ・心の安定：視覚的なノイズが少ないミニマルなデザインは、心理的な安らぎを与える
• ・将来の可変性：構造と内装を分けて考えやすいため、お子さまの成長に合わせて部屋を仕切るリフォーム（スケルトン・インフィル）も容易

シンプルな家の外観をおしゃれにする5つのコツ

シンプルな家でも工夫によって、洗練された印象を与える外観をつくれます。
ここでは、プロが意識している5つのコツをご紹介します。

1.建物の形状とシルエットへこだわる

凹凸を減らして直線の美しさを際立たせると、洗練された都会的な印象を与えられます。

軒の出方や屋根の工夫で、シンプルさの中にも施主様らしい個性を表現していただけます。

• ・屋根の形状：片流れ屋根やフラットルーフを選ぶと、モダンでスタイリッシュな雰囲気が高まる
• ・ラインの整理：正面から見たときに雨樋などの不要なラインが見えないよう整えるだけで、建物の完成度が上がる

シルエットの美しさは、飽きのこない外観をつくるための基本です。

2.色は3色以内に抑える

外観に使用する色を3色以内に抑えると、まとまりのある上品な仕上がりになります。

以下の「配色の黄金比」を参考にした色選びがおすすめです。

色は真っ白や真っ黒よりも、汚れが目立ちにくく上品なグレージュや、木目と相性の良いダークグレーなどがトレンドです。

3.素材で奥行きと質感を出す

単色でのっぺりとした印象にならないよう、異素材を組み合わせてデザインに深みを出します。

• ・異素材ミックス：無機質な「金属（ガルバリウム）」や「塗り壁」と、温かみのある「木目（軒天や玄関周り）」の組み合わせなど
• ・質感の重視：安っぽく見える柄物のサイディングは避け、マットな質感のものや、継ぎ目（コーキング）が目立たない素材を使用

素材の質感に変化をつけると、単調にならず上質な雰囲気をつくり出せます。

4.窓の配置を整える

窓は採光や通風のためだけでなく、外観デザインの一部として捉える視点が必要です。

• ・ラインをそろえる：サイズや種類がバラバラだと雑多な印象になるため、窓の取り付け高さや縦のラインをそろえる
• ・あえて隠す：道路から見える面の窓を少なくする、あるいは枠の目立たない窓（FIX窓など）で、スタイリッシュさを強調

5.生活感を見せない外構にこだわる

建物だけでなく、外構も含めたトータルコーディネートで、ご自宅の雰囲気が一段と上がります。

• ・シンボルツリー：シンプルな壁面に樹木の影が映え（キャンバス効果）、一本あるだけで有機的な美しさが加わる
• ・ライティング：夜間は下から木を照らすなど、アプローチに間接照明を入れると、ドラマチックな陰影を楽しめる
• ・ノイズ隠し：室外機や配管、メーター類は、正面から見えない位置に配置して生活感を隠す

シンプルな家の内装・間取りをおしゃれにする4つのコツ

外観と同様に、内装もシンプルにすることで、居心地の良い空間が生まれます。
ここでは、インテリアや間取りを考える際に役立つ4つのコツをご紹介します。

1.色と素材にこだわる

部屋全体の色味も、外観と同じく「70:25:5」の比率を目安にするとバランスが良くなります。
色数を抑えつつ、異なる質感を組み合わせるのがおしゃれに見せるポイントです。

• ・異素材ミックス：色味を統一する場合でも、木、石、鉄（アイアン）、布など異なる質感を組み合わせると空間に奥行きが生まれる
• ・トレンドの配色：「グレーの床」に「木目」を合わせるのが現代的なおしゃれの主流

和の静けさと北欧の温かみを融合させた「ジャパンディスタイル」については、こちらで事例を交えて紹介しています。

〈関連コラム〉
ジャパンディな空間を作る「配色」のコツ｜基本ルールと6つのポイント、施工事例も紹介

2.収納計画で空間をスッキリ見せる

生活感が出やすい日用品を視界に入らないようにする工夫が、シンプルな空間を維持する近道です。

• ・隠す収納の活用：扉付きの収納を活用し、色は壁紙と合わせることで存在感を消す
• ・収納量の確保：あらかじめ収納量を多めに確保し、パントリーやファミリークローゼットなど、動線に合わせた使いやすい場所に設ける

物が定位置に収まる仕組みづくりで、急な来客時でも慌てずに対応できます。

3.見え方や照明演出にこだわる

視覚的なノイズを取り除くと、モデルルームのような洗練された空間になります。

• ・配線を隠す：テレビ裏やデスク周りの配線、スイッチ類は目立たない位置に配置
• ・重心を低くする：背の低い家具でそろえると、上部の空間が空き、開放感が生まれる
• ・余白をつくる：家具の占有率は床面積の3分の1程度に抑え、部屋の隅などの余白に観葉植物を置くと、空間にリズムが生まれる

4.家事動線を短くし機能的な空間に仕上げる

シンプルな家事動線で、日々の家事にかかる時間と労力を減らせます。

• ・廊下をなくす：部屋同士を直接つなぐことで移動距離を短くし、無駄なスペースを居室や収納に回せる
• ・回遊動線：キッチンから洗面所、ランドリールームにかけて行き止まりをなくすと、複数の家事を並行して進めやすくなる

機能性の追求は、結果として美しく住みやすいシンプルな家につながります。

シンプルな家の施工事例

ここでは、日建ホームが手がけたシンプルな家の施工事例をご紹介します。

シンプルな外観の事例

「シンプル」なデザインの中にも、施主様のこだわりや個性が光る外観の事例をご紹介します。

園の家

窓の縦横のラインを統一することで、スッキリと整った印象の外観に仕上げています。

（事例の詳細はこちらから）

玄関周りには木目のアクセントを取り入れ、シンプルさの中に温かみをプラスしました。
無駄な装飾を省いたデザインは、周囲の環境とも調和しやすく飽きがきません。

子ども達とのびのび暮らす幸せの平屋

2つの箱を組み合わせたような形状と、ツートンカラーの外壁が特徴的な平屋です。

（事例の詳細はこちらから）

窓の形状を正方形でそろえ、リズム感のあるシンプルな外観を実現しました。

遊び心を感じさせつつも、まとまりのあるデザインが目を引きます。

囲の家

道路に面した正面側の窓を最小限に抑え、プライバシーを守りつつシンプルな印象にしました。

（事例の詳細はこちらから）

玄関ポーチや軒天を木目で仕上げ、建物全体に統一感と高級感を与えています。

洗練されたファサードは、街並みのなかでもひときわ美しい存在感を放ちます。

シンプルな内装・間取りの事例

続いて、毎日を快適に過ごすための工夫が詰まった内装と間取りの事例をご紹介します。

幸せつながる水色ドアの家

ソファを造作家具として設置し、空間をスッキリと無駄なく仕上げました。

（事例の詳細はこちらから）​

明るいオーク色の木材と壁天井のクロス、ソファのグレーで色味を統一しています。

優しい色合いでまとめ、家族が自然と集まりたくなる空間になりました。

青葉の家

キッチンとダイニングチェアの座面の色味をそろえ、LDK全体の一体感を高めました。

（事例の詳細はこちらから）

水栓やペンダントライト、レンジフードをブラックで統一し、空間を引き締めています。

細部の色使いにこだわることで、メリハリのあるおしゃれな内装になります。

松の家

無垢材のキッチンと折り上げ天井を採用し、室内の木目の色味をそろえました。

（事例の詳細はこちらから）

ペンダントライトも木目のデザインを選ぶなど、素材感を統一して落ち着きを演出しています。

木の温もりに包まれた空間は、心安らぐ穏やかな時間を生み出してくれます。

まとめ｜飽きのこないシンプルなデザインで、長く愛せる理想の住まい

シンプルな家は、見た目の美しさだけでなく、コストパフォーマンスや地震への強さ、日々の暮らしやすさを兼ね備えた合理的な住まいです。

形状や色使い、素材選びに少しこだわるだけで、世界に一つだけの洗練されたデザインを実現できます。

今回ご紹介した外観や内装のコツ、施工事例をヒントに、ご自身にとって心地よいシンプルさを探してみてください。

千葉県で”シンプルな住宅”をご検討中の方は日建ホームへご相談ください

おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。

お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。

お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。

お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。

お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能（高気密・高断熱・24時間換気）、自然素材、健康配慮の家をつくります。

お約束⑤５つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信　住宅代金保証制度（オプション）で責任をもってお施主様の家をお守りします。

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