雹(ひょう)は怖い

突然ですが、我孫子市を含む内陸部の北関東は積乱雲(雷雲)が発達して雹(ひょう)が降りやすいことを知っていましたか?

霰(あられ)は大きさが5㎜以下でパラパラと音をたてて降っている情景は楽しいものですが、大きさが5㎜を超える雹はピンポン玉大やミカン大にまでになることがあり、その衝撃力は凄まじく人身や建物の窓ガラス、自動車、農作物などに甚大な被害を及ぼします。

今月初めの夕方5時過ぎに我が家の周辺に降った雹は、最初は小豆程度の大きさだったものが次第に成長して大豆くらいの雹に変わり、駐車場の車に影響が出ないか大変心配しました。

じつは、約20年前に北柏のマンションに住んでいた時に、ピンポン玉くらい大きさの雹に降られたことがあり、屋外駐車場にあったマイカーは雹に打たれてボンネットから屋根までが無残な姿になってしまいました。

当時の被害記録がネット上に残っており、茨城南部から千葉北部にかけて降った雹の被害は、車両保険の支払い総額だけで130億円にも達したそうです。当時のマイカーは新車購入後だったので車両保険を付けており修理費はすべて保険で対応出来ましたが、今回の降雹は当時の悪夢が頭の中を過って恐怖を覚えました。

雹が降った後には、周辺の道路や庭に雹の直撃で破れた新緑の若葉が激しく散乱していました。我が家の庭もバラの新芽や咲いたばかりの君子蘭の花などに被害が出ましたが、遮光シートで覆った車は何事もなく何よりでした。

By Hira

遮光シート上の雹

ベランダのバラの被害

蕗の葉