〈千葉・茨城で“サスティナブル住宅”を建てたい方必見〉 住宅建築でSDGsに貢献できる?

SDGsがメディアなどで話題にのぼり始めてから数年が経ちますが、一般の方にとっては「ゴミ問題」や「省エネ」などのトピックスを連想する人が多いでしょう。
しかし、実は「建築」や「住まい」、「生活」に関する項目も重要視されています。
なぜなら、私たち人間が暮らす上で欠かせないものだからです。
では、サスティナブルな社会を実現するために、「建築」では何ができるのでしょうか?
今回は、サスティナブル建築の基礎知識や私たち“日建ホーム”の取り組みについて、詳しくお話しします。
環境配慮型住宅に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
●住宅の構造や設備を整えることで、環境に配慮した住まいになります。
●日建ホームでは、お客さまのご要望にしっかり耳を傾け、理想の住まいづくりをお手伝いさせていただきます。
SDGsと建築には密接な関係性が。住宅建築で解決できる4つの課題とは?

SDGsは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、2015年に「持続可能な開発のための2030年計画」として国連で初めて採択されました。
その目的は、経済的貧困・精神的貧困・環境的貧困を世界から無くし、人々が永続的に健やかな暮らしができるようにすることです。
この計画(アジェンダ)は、人間と地球、そして 繁栄のための行動計画です。
引用:ユニセフ|SDGs Club|SDGsの前文・宣言
そして、より大きな自由と、平和を追い求めるものでもあります。
わたしたちは、持続可能な世界を築くためには、極度の貧困をふくめ、あらゆる形の、そして、あらゆる面の貧困をなくすことが一番大きな、解決しなければならない課題であると、みとめます。
すべての国と人びとが協力しあってこの計画を実行します。
このSDGsで掲げた目標を軸に、世界各国ではそれぞれ具体的な取り組みを行っており、日本では特に8つの優先課題に取り組んでいます。
- あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現
- 健康・長寿の達成
- 成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション
- 持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備
- 省・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会
- 生物多様性、森林、海洋等の環境の保全
- 平和と安全・安心社会の実現
- SDGs 実施推進の体制の整備
(参考:内閣府|SDGsアクションプラン2021~コロナ禍からの「よりよい復興」と新たな時代への社会変革~)

8つの優先課題のうち、「住宅建築」は3つの項目と直接的な関わりがあります
では、具体的に「建築」、とかく「住宅」によって課題解決につながる具体的な方法を紹介します。
その① 国産材・地産材利用による「地域活性化」
今、住宅業界のみならず建築業界全体で注目されているのが「国産材・地産材」利用です。
国産材とは、国内の森林から伐採されて国内で製材された木材で、地産材はさらに地域を限定したものを指し、県産材などと呼ばれることもあります。
2021年に起きた第三次ウッドショックをきっかけに、日本でも再び国産材や地産材の利用が推進されるようになりました。
実は、日本は国土の2/3を森林が占める世界でも有数の「森林大国」であるにも関わらず、未だ木材自給率は41.8%(令和2年データ)に留まっています。
この数字は平成23年から10年連続で上昇しているものの、まだ半数以上が輸入材に頼っている事実には変わり無いのです。
自給率がなかなか過半数に達しない理由として、林業従事者の人手不足や高齢化が挙げられます。

引用:林野庁|林業労働力の動向
これもひとえに、森林の豊富な山村部の経済が回っていないからです。
豊富な森林資源を活用して、林業や製材業の生業産業化を進めることで、地域経済の経済化につながると考えられています。
また、国産材・地産材利用は、運搬時に発生する多量の二酸化炭素排出を抑制できるため、環境的観点からも注目されています。
そのため、新築住宅やリノベーションをする際にも、積極的な国産材・地産材利用に取り組んでいる設計・施工会社は少なくありません。
その② 省エネを意識した「環境配慮住宅化」
今や、二酸化炭素が地球温暖化へ影響してしまうことは周知の事実です。
少しでもその排出量を抑制すべく、政府は住宅について太陽光発電システムや蓄電池の設置、高気密高断熱住宅化、地中熱利用の導入など、自然エネルギーの活用を推し進めています。
特に、買電に頼らず自然エネルギーを直接電力として利用できる「太陽光発電システム」、空調効率を高める目的の「高気密高断熱住宅化」については、様々な補助制度を設けるなどの積極的な取り組みがなされています。
ここで気になるデータが政府より発表されています。
10kW未満の住宅用太陽光の導入件数が、近年減少傾向にあるという点です。

確かに近年新築住宅着工件数が下降気味であるため、それに比例した減少とも取れますが、このままこの推移を辿り続ければ、せっかく浸透してきている住宅への“省エネ意識”が薄れてしまうかもしれません。
ですから、皆さんも住宅を新築する時はもちろん、既存住宅をリノベーションする際には、今一度「環境配慮」についてじっくりと考えてみる必要があるでしょう。
〈参考ページ〉
環境省|カーボンニュートラルとは? その意味とSDGsとの関係性、取り組み事例や問題点まで
その③ 災害に備えた「防災住宅化」
防災に関する取り組みは、災害の危険と隣り合わせの日本において、とても重要な意味を持ちます。
世界諸国の総国土のうちのたった0.25%しか国土がない日本において、マグニチュード6.0以上の地震の18.5%が国内で発生しており、世界にある活火山の7.1%が国内にあるというデータも出ています。
(参考:平成26年版 防災白書)
また、台風においては1991年~2020年の30年平均で、年間11.7回も日本に接近(台風の中心が国内のいずれかの気象官署から300 km以内に入った場合)しており、住宅がいつ何時天災の被害に遭うか分からないのです。
(参考:気象庁|台風の平年値)
ですから、日本で住まいを長期間維持するには、防災への備えが欠かせません。
- 地震に伴う地盤沈下に備えた地盤改良
- 地震の被害を最小限に抑える耐震性・免震性の高い設計
- 水害(床下浸水)の影響を受けにくい設計
- 暴風による屋根被害やバルコニー被害を受けない設計
- 避難しやすい動線を踏まえた設計
- 食糧や日用品を備蓄できるスペースを確保した設計
- 停電や断水に対応できる太陽光発電や雨水タンクの導入 …
「これらを全て施せば“被害ゼロ”」という訳には決していきませんが、少なくとも大切なご家族の命を救える可能性は格段に上がります。
何世代にも渡って住み続けられる家にしたい方は、ぜひ防災についてもじっくりと考えてみてください。
〈関連コラム〉
日建ホーム|コラム|万が一のための防災住宅 自然災害に強い家とは?特徴を徹底解説
その④ 生態環境に配慮した「庭づくり」
自然豊かな場所に家を建てる場合には、ぜひ生き物の生態を維持できる庭づくりについても考えてみてください。
私たち”日建ホーム”のある千葉県では、生態環境に配慮したビオトープ作りを推奨しています。
ビオトープとは、人工的に作られた動物や植物が安定して生活できる生息空間(生物生息空間)のことです。
千葉県は、地域における生物多様性を確保し、「自然と共生する社会」の実現を目指しており、身近な自然としての「ビオトープ(生物生息空間)を確保した地域づくりを支援、促進しています。
引用:千葉県環境生活部自然保護課 生物多様性センター|ビオトープの推進
ビオトープと言ってもその規模は小さいものから大きいものまで様々ですし、環境への貢献度にもたくさんのグレードがあります。
本来は学校や商業施設などの大きな施設の一角に設けられるものでしたが、最近では住宅への採用件数も増えています。
「小さな水辺(池)を作って、生物の棲家にする」
「生き物が餌や寝る場所を求めてやってこれる環境にする」
「昆虫が花の蜜を立ち寄れる環境にする」…
これら小さな工夫でも、立派なビオトープとして成立します。
大切なのは、「生態系を壊さない庭づくり」です。
自然豊かな立地に家を建てる際には、ぜひ人間の都合だけを優先するのではなく、周辺の動植物にも配慮した庭づくりを意識してみましょう。
“日建ホーム”がSDGsに向けて取り組む18個のこと

私たち“日建ホーム”では、SDGs達成に向けて18個の項目について具体的な目標を掲げて、日々スタッフ一丸となって取り組んでいます。
- 長期優良住宅の建築と認定の取得
- 室内空気質を汚染しない自然素材の利用
- 有機物質を含まない加工建材の使用
- 高性能住宅の建築
- 高気密高断熱の建築
- ゼロエネルギー(ZEH) の建築
- 再生可能エネルギーの利用
- 低炭素住宅の建築によりエネルギー消費を低減
- 省エネ性能の高い給湯設備の採用
- 省エネ性能の高い照明設備の採用
- 女性活躍の推進
- 健康経営の取り組み
- 建築現場における分煙
- お客様向け勉強会の開催
- スマートハウスの建築
- HEMSの設置
- デジタル技術活用でペーパーレス化
- 建築に関わる資材の再利用
長寿命に配慮した住宅作りはもちろん、太陽光発電システムや高気密高断熱住宅などの省エネに配慮した住宅の推奨、ZEH(ネットゼロエネルギー)やスマートハウス、HEMSなどの最新設備の導入にも積極的に取り組んでおり、定期的に一般の方を対象とした勉強会も開催しております。
また、社員の健康面にも配慮し、産休・育休などの体制を整えて、男女問わず健やかに働ける環境づくりに努めています。
上記の18項目は、国が掲げる17のゴール・169のターゲットの中のほんの一部かもしれませんが、自分達ができることを着実に実行し、なおかつお客様への提案も欠かしていません。
「自信も持ってずっと住み続けられる住まいを作りたい」
私たちなら、そんな皆さんの思いを実現できます。
サスティナブルな社会実現に向けて少しでも貢献したいという人は、ぜひ私たちまでご相談ください。
〈それぞれの項目に関する具体的は目標値については、下記ページをご覧ください〉
日建ホーム|SDGsへの取り組み
まとめ|住まいづくりでSDGsに大きく貢献できます
先日、公益財団法人 旭硝子財団が、2022年の「環境危機時計®️」の時刻を発表しました。
この時刻は、地球環境の悪化に伴って人々が人類存続に対して抱く危機感を“見える化”したものです。

1992年には「7:49」だったのが、ものの30年で2時間近く針を進めてしまったのです。
つまり、それほど世界の人が環境問題への危機感を感じているということになります。
住まいづくりにSDGsを取り込むことで、間違いなくゴール達成に貢献できるはすです。
特に、自然エネルギーの活用や住宅の性能アップなどの環境配慮だけではなく、住む人自身が直接的に成果を実感できる取り組みもあるため、決して後悔することはないでしょう。
私たち日建ホームは、SDGsに向けて自分達ができることを実行した上で、お客様にも環境に配慮した住宅を提案しております。
土地探しや住宅ローンのご相談から、設計士・インテリアコーディネーターによるデザインのご提案など、各専門スタッフがチームでお手伝いさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。
〈関連コラム〉
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日建ホーム|コラム|これからは“持続可能な”住宅がトレンドに。サスティナブル住宅の概要・条件や補助金について解説
日建ホーム|コラム|千葉でゼロエネルギー住宅を建てる|ZEHゼッチとは?その定義やメリット・注意点を紹介
千葉県でサスティナブル住宅の新築・リノベーションをご検討中の方は日建ホームへご相談ください
おそらく一生に一度か二度になるであろう大切な家づくり。人生の一大イベントですので、たくさんの“希望”をお話し下さい。私たち日建ホームは「自分の家をつくるように」お客様の家づくりに真摯に取り組みます。
お約束①自分の家を建てるように心を込めて丁寧につくります。
私たち日建ホームは、千葉県我孫子市を拠点とする地域密着の工務店です。世界で唯一無二のオーダーメイドの家。暮らしの夢や希望を丁寧にヒアリングし、プロの建築技術集団として注文住宅にしかできない住み心地を実現します。
お約束②現場をきれいにします。
家は、ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて出来上がっていく究極の手仕事。現場をきれいにすることでムリ・ムダ・ムラを排除しスムースに安全に家づくりができます。近隣に配慮し何よりもお施主様に喜んでいただける現場を目指します。
お約束③一生涯のパートナーとしてずっと家をお守りします。
「家」は住み始めることで「住まい」となり、住み始めてからも理想の暮らしの追求は続きます。住み続けることで変化する事柄に、ハウスドクターとして一生涯、何でも相談していただけるよう、いつも、そしてずっと傍らに居続けます。
お約束④「健康快適設計基準」で健康配慮の家をつくります。
「家」と「健康」には密接な関係があります。毎日を過ごす家のデザインや性能が身体的・精神的に大きく影響します。温熱性能(高気密・高断熱・24時間換気)、自然素材、健康配慮の家をつくります。
お約束⑤5つの保証制度で責任をもって保証します。
建設工事総合保証、無料定期点検10年間 、瑕疵担保責任10年間、地盤保証システム20年間、ぽけっと団信 住宅代金保証制度(オプション)で責任をもってお施主様の家をお守りします。
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